注文住宅が完成するまでの基本的な流れとは

注文住宅の魅力は設計の自由度が高いことですが、その分だけ手間や期間もかかる傾向が高いので、建築プランは慎重に練ることが肝心です。そのためには注文住宅が完成するまでの、基本的な流れや期間を知っておくことが大事なポイントです。まず注文住宅が完成するまでの平均的な期間は最短で1年、長期化すると1年半以上になるケースもあります。最初は住まいのイメージづくりのために、情報収集をすることからスタートするのが一般的です。

同時にこのステップで資金計画を立てることも、忘れてはなりません。家づくりの平均相場やメーカーごとの価格帯、そして準備可能な自己資金などを、できるだけ正確に把握します。ここまで約1ヶ月から約3ヶ月はかかるでしょう。次のステップでは、ハウスメーカーや工務店など家づくりの依頼先を選び、必要であれば土地探しもしましょう。

また前のステップで住宅ローンを組む必要があれば、ここで事前申請も行います。このステップでは長くて長くて半年以上もかかる場合があるため、余裕をもって時間を確保すべきでしょう。さらに住宅ローンの事前申請が承認され、土地も決まったら、選んだハウスメーカーまたは工務店などと契約をします。契約後には住宅ローンの本申請に加え、つなぎ融資の申請までを行うケースも少なくありません。

このステップで、約1ヶ月から半年程度はかかることを知っておきましょう。そして続いてのステップで、いよいよ着工に入ります。ここでは近所への挨拶まわりや地鎮祭、施工期間中の現場チェックなど、施主さんがやることは何かと多いと言えます。このステップでは約3ヶ月から約6ヶ月の期間を要すのが通常です。

最後にステップは完成と引き渡し。住まいの完成検査や引き渡しの立ち会い、登記手続きや引越の準備などで、最短でも約1ヶ月はかかります。注文住宅のことならこちら