初めて注文住宅を建てる際には、注意すべき様々なポイントがあるのですが、その中でも特に重要なのが自分に合った建築会社に依頼するということです。候補となるのは大きく分けて、ハウスメーカー、工務店、設計事務所などですが、それぞれ長所と短所があるので、どのような注文住宅を建てたいのかを明確にイメージした上で、それに合うところを選ぶようにしなければなりません。ネームバリューだけに着目して大手のハウスメーカーに依頼したものの、後になってから雑誌に出てくるようなスタイリッシュな家にしたいと思い直し、違約金を支払って依頼先を変更したといったケースに陥らないようにするためにも、依頼する建築会社は慎重に見極めるようにしなければなりません。また、注文住宅の間取りを考える際には、方位と環境を意識することがポイントになります。
素人が何もないところ図面を考えようとするとかえって住みにくい間取りになってしまう恐れがあるため、まずは空間を目的別に分けてゾーニングすることから始めるようにするのがおすすめです。具体的には、最初に土地の広さと建ぺい率を基に各フロアの広さを算出したうえで、容積率を踏まえて何階建てまで可能か考えてみるのがよいでしょう。必要以上に階数を増やすと建築コストが大きくなってしまうので、強いこだわりがないのであれば、なるべく2階建てか3階建て程度に留めておくのが賢明です。後は、実際にそこでどういった暮らしを送りたいのかをイメージしながら各階の間取りを決めていけば住みやすい家造りができるでしょう。
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